あたらしく始めたことと読んでいる本
私は、薬剤師で、昨年末で、6〜7年程勤めた調剤薬局兼ドラッグストアを退職し、一度、心理系の仕事オンリーで行っていたのですが、ここ最近では、やはり大型商業施設内の調剤薬局で漢方や調剤の仕事も行いながら、心理系の仕事をダブルワークで行っております。
心理学のカリキュラムの中にも出てきましたが、カウンセラーに大事なことは、
まず、「話を聴く」、つまり「傾聴」。
そして、クライアントの心情、立場、状況を受け止める「受容」と、クライアントと同じように感じ取る「共感」が大事ということです。
かれこれ1〜2ヶ月前に、本屋さんの店頭に並んでいた、こちらの本を、時々時間がある時に読んでいます。
(我が家のワンちゃんも一緒に写っています。)
勉強や仕事の合間の休憩時間に、いい意味での軽い気持ちで読んでいます。
カウンセラーとして働くための「傾聴」に関するエッセンスが詰まっています。
傾聴は、もちろんカウンセラーにも大事な事ですが、普段の人間関係をより良くするためにも必要だと思っています。
よく、相手の言うことを否定したり、話を遮ったりする人って、実生活の中でもたくさんいますし、そういう場面を見る機会はとても多いですよね。
さらに追い討ちをかけるように、相手に対して、自分はすごいんだぞというような上から目線の振る舞いをする方もたくさんいます。
行動心理学では、そういう人がよくしがちな仕草なども勉強します。
確かに、そう言いたくなる時もあるかと思います。
ただ、このような態度を取るよりも、相手に寄り添いながら、言い方を変えながら伝える…
そうした方が絶対、人間関係も良好になりますよね。
また、先ほどの上記の本を今、少しずつ読んでいる途中なんですが、
シンプルに私の中で、興味を持ったワードがあります。
*「暇げで、軽みのある佇まい」
「暇げで、軽みのある佇まい」が人の心を開く。
*「ユーモア」
「ユーモア」が大事
これは、正直、心理系の仕事にも取り入れたいなと思っています。
傾聴するときに、堅苦しすぎると相手の緊張度も高まって、相談しようにも話せなくなるということもあるかと思いますので、タイミングのよい「ユーモア」や「リラックス感」を取り入れて、また「暇げで、軽みのある佇まい」が人の心を開く・・・というように、力の入り過ぎない感じというのも大事かもしれないと思いました。
この傾聴の姿勢は、日常生活の人とのコミュニケーションの中でも役立つと思います。